オメガ百科9 「加熱調理には断然オメガ9オイル」

 今回ご紹介しますオメガ9オイルは、不飽和脂肪酸(オメガ3・オメガ6・オメガ9)の中で最も酸化しにくく、体内でも合成できる脂肪酸。

 

オメガ9オイルに多く含まれるオレイン酸は酸化しにくく、加熱調理には断然オメガ9オイルがおススメです。

 

オレイン酸は動脈硬化や心臓病、高血圧などを予防する働きがあるとされ、また保湿効果が高い特徴があり、食用だけでなくスキンケアにも活用されるものもあります。

 

オメガ9オイルで皆さんご存知の代表的な油は

 

・オリーブオイル。

 

オレイン酸を多く含むオリーブオイルには、抗酸化作用で注目されている「オレオカンタール」や新陳代謝を高める「スクワレン」を含んでいます。「スクワレン」は人間の皮脂中に含まれている油脂成分ですが加齢とともに生産量が減少しますので、オリーブオイルを摂ることによりお肌の水分と油分のバランスを整えてくれる作用が期待できます。また、便秘解消にも効果があるとされています。

 

オメガ9オイルは30種類以上ありますが、オリーブオイル以外の主なものに

 

・米油

・菜種油

・紅花油

・アルガンオイル

・アーモンドオイル

・パームオイル

・アボカドオイル

・ヘーゼルナッツオイル

・ピスタチオオイル

 

などがあります。

 

これまでにオメガ3オイル、オメガ6オイル、オメガ9オイルについてご紹介しました。

 

オメガオイルのそれぞれの特徴を踏まえた上で、バランスよく摂っていただくことが大切ですね。

 

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(参考・引用文献)

 

「カラダが変わる! 油のルール」(守口徹著 麻布大学生命・環境部教授 1997年米国国立衛生研究所にて脂肪酸と脳機能について研究。オメガ3系脂肪酸の有用性を広めるべく研究・講演活動をされています)

 

 トランス脂肪酸ゼロをめざせ(セラピーティック・リサーチ・オンライン 日本動脈硬化学会)

 

http://therres.jp/3topics/2013/20130516150411.php

 

Dr.クロワッサン2016.6.1発行「油で健康になる」

 

Dr.クロワッサン2015.10.25発行「油100歳まで血管がさびない109のレシピ」

 

Dr.クロワッサン2016.6.5発行「オイル美容バイブル