オメガ百科7 『摂り入れるべきオイルは断然オメガ3オイル』

オメガオイルには

 

オメガ3

・オメガ6

・オメガ9

 

と大きく3つのタイプがありますが、取り入れるべきオイルは断然『オメガ3オイル』です。(オメガ5・オメガ7はここでは省略)

 

以前のブログで「身体の20%、脳の60%の栄養が油」だとお伝えしました。

 

オメガ3オイル(多価不飽和脂肪酸)の主要脂肪酸であるαリノレン酸は、体内で代謝されるとDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)に変換され、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪を下げたり血栓を予防したりなどの動脈硬化予防や、高血圧の予防などに効果があるとされています。

 

DHAは脳の神経細胞膜に深く関わっており、DHA脳の細胞膜や脳全体にに十分にいきわたっていると脳機能を正常に保つことが出来ます。

 

DHAは脳の中でも記憶力や学習能力をつかさどる『海馬(かいば)』と言われる部位により多く集まるとされています。

 

対にDHAが不足してしまうと、脳全体の細胞膜が固くなり脳機能は低下します。

 

脳の神経細胞は加齢とともに減少していきますが、残っている神経細胞の膜が柔らかければ柔らかいほど脳の健康が維持されるため、そのためにもオメガ3オイルを日々しっかり摂ることが望ましいのです。

 

EPAは血液中の中性脂肪を下げ、血液をさらさらにし動脈硬化を防いで生活習慣病の予防に大きく貢献してくれます。

 

血管の老化=動脈硬化であり、動脈硬化を予防し血管をいつまでも健康に保つことが脳や心臓の病気を防ぐことにもつながります。そのために必要なオイルが『オメガ3オイル』なんです。

 

その他にもがんを抑制する働きや、免疫機能を高める働きなども期待されていいます。

 

オメガ3オイルには、

 

・魚の油(DHA&EPA)

・えごまオイル

・アマニオイル

・サチャインオイル

・チアシードオイル

・キウイシードオイル

 

があります。

 

多価不飽和脂肪酸であるオメガ3とオメガ6は体内では作れないため、食物から取るしかありません。

 

オメガ3オイルは熱に弱く、加熱には向いておらず、加熱するとせっかくの効果が失われてしまいます。

 

ドレッシングとして使用したり、料理をサーブする直前にサッとかけたり、ヨーグルトやコーヒ―紅茶に混ぜたり、スプーンでそのまま召し上がっていただくなど熱を加えず生のまま取り入れることが望ましいです。

 

保存方法も、開封後は冷蔵庫での保存を推奨します。(酸化しやすい)

 

摂取方法や保存方法にデリケートさがありますが、体に与える効能は絶大なので、せひとも毎日しっかり摂って欲しいオイルです。

 

次回はオメガ6オイルについてご紹介します♪

 

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(参考・引用文献)

 「カラダが変わる! 油のルール」(守口徹著 麻布大学生命・環境部教授 1997年米国国立衛生研究所にて脂肪酸と脳機能について研究。オメガ3系脂肪酸の有用性を広めるべく研究・講演活動をされています)

  トランス脂肪酸ゼロをめざせ(セラピーティック・リサーチ・オンライン 日本動脈硬化学会)

 http://therres.jp/3topics/2013/20130516150411.php

 Dr.クロワッサン2016.6.1発行「油で健康になる」

 Dr.クロワッサン2015.10.25発行「油100歳まで血管がさびない109のレシピ」

 Dr.クロワッサン2016.6.5発行「オイル美容バイブル」